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いなか浜から夕方の海を見やる。(屋久島)
2004.7.31

ゆっくりと
今を愛おしみながら進めば、
変わってゆける。





口永良部島を望む。(屋久島)
2004.7.24

想像すると痛い。
好きでいると痛い。
痛くない方が楽!

でも
想像しないでいると
好きにならないでいると
今が薄まる。






ハマユウ咲くいなか浜(屋久島)
2004.7.17

おいらが
きみが生きてた証。
きみの精子が生きてたことの

それはつまり
きみがまだ健康で
笑ったり泣いたり
よっぱらったり
愛したりしていたことの

それはつまり
きみがだれでもないきみとして
存在していたことの

きみはおいらにバトンを渡した。

だからつまり
きみの分も走っているんだよ





口永良部島を望む。
2004.7.10

きみとすれちがってしまった
やはりすれちがってしまった
でもたぶん
きみは気づかず笑顔でいるはずで
それは悲しいけれど
ある意味まあ
よかったのさ。
めそめそめそ。





心地よい部屋。(屋久島)
2004.7.3

朝の目覚めにともなって、
それは自動的にやってくる。
短い言葉におきかえられたゲンジツに、
くり返しくり返しささやかれながら、
またこの世に戻る。

ああそうだったとつぶやいてから、
今日も、目に映るものごとと折り合いをつけてゆく。


同時にいつでも
ひんやりとして静かで青い
海の底にいて、
時折落ちてくる光の粒を
手に取りながら、
どこかに向かって
ゆらゆらたゆたっている。