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2003.10.25
吹きさらされる
着込むゆとりなく
足踏みする
進めず退けず
切実でした
切実でした
切実でした
2003.10.18
袖触れるほどでも
すれ違うこととか。
充満する思惑だとか。
目を合わせないでやり過ごすとか。
知らんぷりしてたくたびれが、
ときどきもたげてくるから
困ります。
2003.10.11
あめにあたっている。
あめがからだにあたってぽつぽつとおとをたてている
ことをいしきしながら
あめにあたっている。
あめはあたまにあたってもすいこまれていくから
いつのまにかじんじんとつめたくなって
こめかみがいたくなる。
いたいなぁ。
あめのにおいはあめがアスファルトをぬらすにおい
あめは
ハリのようなクレヨンのようなドリルのような
だんだんとあめにあたっていることすらわからなくなるのに
とけだしもできずいぶつのままでいる。
ふられる
あめに
ふられる
とけだしたい。
いぶつじゃなくなるくらいに。
あめあめ。
2003.10.4
「うわーん!」と泣いたきみの声が
いま地球をひと回りして、
ぼくの耳にうるさい。
ならばこちらも
「おーい!」
きみに届くのがいつのことだか、
そんなことは知らないけれど。
でも、届くことは知っているから。