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2003.5.31
単純なこと。当たり前なこと。わかっていたけど気付いてなかったこと。
きみは確かに
わたしの元気のもとです。
2003.5.24
握りしめる花束は
皮肉なことにぼくの体温で
みるみるしおれゆく。
さっきまで
水気を含んで
賑やかに艶やかに咲き誇っていたんだよ。
ねぇ、どうやってきみに届ければいい?
それとも
摘むことが
そもそもまちがってたのかな?
でも
今や土に還せない花たちを
もう届けにいくしかない。
急いで
急いで
きみに。
夜が来た。
でもまだ、走ってる。
2003.5.17
きみが感じたことは全部
生きているきみが
きみであることの証。
たとえばゆうべ
赤い月を美しいと思ったことも。
2003.5.10
暗闇の中でコブシをめちゃめちゃに振りまわしてる。
むやみやたらな動き、無駄な消耗。
一撃食らわぬように、果てない戦いを戦う。
何かが違うと思うんです。
こんなじゃないと思うんです。
心穏やかに暮らしたいだけなんです。
それでもやはり、振りまわす。
攻撃は最大の防御だからね。
ところで、
夜は明けていますよ。
2003.5.3
深いため息のあときみはつぶやいた。
「魂は、体のように老いてはいかないよ」
ぼくはきみの言葉を
心に留めおく。
齢を重ねるほど生きにくくなる
この世の風に吹かれながら。