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新緑と桜ぽこぽこの山肌
2003.4.26

気持ちを平らにした。
言葉を放りなげた。
心を向けた。

願いとはちがう祈るということについて。
日々祈るということについて。

月に
日に
空に
日々の暮らしに
祈ること

それは
ましろな心を開くでも閉じるでもなく
ただそのままで
通わせようとすること

でしょうか?





窓越しの月
2003.4.19

ある種のすっごくかっこわるいことは
すっごくかっこいいことと
紙一重のような気がする。

じたばたもがく どん底姿が
光を放つ。

それは
まばゆくかっこいいのだ。

目も開けられないくらいに。





桜のトンネル
 2003.4.12

『みみすまし』は言った。
大事なのは、耳を澄ませることだよ。
風にまぎれているきみの歌をすくいとるんだ。
それは必ず流れている。
大きくなったり小さくなったりしながらね。
うまくすれば、
きみはきみの歌をきみ自身の声で歌えるんだ。
だから大事なのは、耳を澄ませるってことなんだ。

そして、たれ下がった大きな両耳をくるんと回した。

『ぼく』は尋ねた。
それが自分を信じるということなの?
 2003.4.5

は夜中に眠る花。
 君は森に芽吹いた緑。
 君はおしゃべりなせせらぎ。
 君は葉っぱにとまるホタル。
 君は空を見上げるモグラ。
 君は恐竜の子ども。
 君は小鳥。
 君は目覚ましの雫。
 君はほえる。
 咆哮はこだまとなって
 空気を震わせた。