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秋の色合いの夏の夕雲。

2007.9.29


「日々のたわごと」

望むタイミングではやってこない望み
指の間すりぬける

やり過ごすことに心砕く日々
笑顔ひきつらせ

無いものとして扱うことが
無いものとして扱われることが
もはや日常

休日はくるまっていたい
けれど遠くまで行きたい





祭りの準備(屋久島)

2007.9.22


「笑顔の理由」

幸せだから笑うひと
笑えるから幸せなひと
心の奥にある痛み
見つめながら笑うひと

幸せがそのひとしだいなら
笑顔の理由(わけ)もそのひとしだい

ならば笑顔で抱きしめる
無骨な笑みが手を伸ばし
見つめる先を抱きしめる





クロアゲハ(屋久島)

2007.9.15


「ふたりの間を流れる川」

毎日顔をあわせていると
わかってくれてる気がしてしまい
いつしか笑顔も少なくなって
楽しい気持ちもしぼんでく

ふたりの間を流れる川に
気がつかないまま
日々過ごす





晩夏の海(屋久島)

2007.9.8


「雲の上」

要塞みたいな雲
ぼすっと入れそうな雲
居心地よさそうな雲
乗ればぷかぷか
漂えそうな雲

夢見るは雲の上
でも
そこにはきっと
望んでいるものはない





皆既月蝕の日。(大阪)

2007.9.1


「夜のカッコウ」

耳を澄ませばきこえる
カッコウの声
いい晩だね
調子はどう?
大丈夫かい?

幸せな
夏の日に
ふわり戻って
うつらうつら

幸せな
あの夏の午後に
ふわり戻って
うつらうつら