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2006.7.29
「あとなんど」
あとなんど 声を聞けるだろう
あとなんど 笑いあえるだろう
あとなんど 一緒にいられるだろう
あとなんど 触れられるだろう
あとなんど
あとなんど
あとなんど
切なくもこの世での
最上のヨロコビ
2006.7.22
「こんな風にして旅はやってくる」
かつぎだし
かつぎだされ
輝いてる気がした
ちょっとした力試しに
変わってゆける気もした
笑顔こぼれた
それは本当
それも本当
けれど気がつけば
雨がしみこむように入りこんで
体の中でタプタプ揺れてた
こんな風にして旅はやってくる
いつでも
どこにいても
2006.7.15
「きみの怒りのことを考えている」
あれからずっと
きみの怒りのことを考えている
全てが台無しになると知りながら
怒らないわけにはいかないときが
生きているとあるということを
あれからずっと
きみの悲しみのことを考えている
全てを台無しにしてしまったあとの
疲れにも似た悲しみに
生きていると出遭うということを
あれからずっと
きみとぼくのことを考えている
ぼくにも起こりうる
きみの怒りのことを
2006.7.8
「遠くが、近く。」
きみがどんどん離れてゆくと、
ついには星をひと巡りして、
ぼくと背中合わせになる。
一番遠くが、一番近く。
もしもくるりとふりかえれば、
またはじめることもできてしまう。