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緑。

2006.6.30


「モジモジ」

ソリが合わないきみにモジモジ
伝わるからきみもモジモジ
でも話さなきゃオズオズ
言いかけ、やはり後回し

きまりわるい
固まる
何をしてもわざとらしい
と思っていると思われているだろうと思って
モジモジ
モジモジモジモジモジモジモジモジ

きみも疲れてる?





すずらん

2006.6.24


「ただ今夏の、」

半袖
サンダル
麦わら帽

去年の気に入り
確かめたなら
ストップしていた
あの夏が
ふたたび時を
刻みだす

おひさまに肌
なじませながら
ただ今夏の、
支度中






紫陽花

2006.6.17


「あめふりのような」

きみのうたをきいている
くりかえしくりかえし
それはまるで
あめふりのような

ひとりであることが
とがりもせず
しみこんでゆく






大木の中から見上げる。(屋久島)

2006.6.10


「きみの子どもと一緒に暮らしています」

わたしは今
きみの子どもと一緒に暮らしています

うれしくて涙が出た
かわいそうで涙が出た
いとおしくて涙が出た
きみの子どもと

抱きしめて匂いかぎ
手をつないで汗ばみ
ささやいて
ささやかれて

きみの子どもはきみではなく
きみの子どもはきみでもある
どちらをも胸にしみこませながら

わたしは今
きみの子どもと一緒に暮らしています






お昼寝。(京都)

2006.6.2


「知っている」

知らんぷりでも
知っている
突きささってる
ほんとうは

きみの言葉
きみの事実
求めることなど
できるはずなく