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紅葉折り重なる。(京都)

2005.11.26

「帰らない言葉」

傷つけた

苦みがざらり

いつまでも






羊毛のような雲。(屋久島)

2005.11.19

「信号は赤」

夜道かっ飛ばして
ようやく信号は赤
どこかほっとしてる
天頂にも赤い星

そろそろ冬の空気
月も凍てつきはじめた
信号は赤
ブレーキをかける

「そこから抜け出す」と
ひそかに誓った
時間かかっても
知っているから
信号は赤ってこと

鼻歌まじりで






潤うコケ。(屋久島)

2005.11.12

「銀色ナミダ」

きみが涙を流している
笑いながら
話しながら
音楽聞きながら
歌いながら
テレビ見ながら
靴を履きながら
通いながら
買い物しながら
料理しながら
食べながら
眠りながら
涙を流していることも忘れながら
涙を流している

頬つたう銀色ナミダ
肌になじむから
誰も気付かない