(写真をクリックすると大きなサイズでご覧になれます)

ビオラ(春の庭)

2005.4.29

「必要なもの」

メメント−モリもあの歌も
ほんとには要らない

ぼくは
自分の口からこぼれでた
自分の歌に導かれたい

喉がれ声の歌でも
それをたどるのだ

他の歌は聞き流しとく





カイドウ

2005.4.23

「はるのひざし」

さわさわ・さわさわ
風ふいて
花も草木も鳥虫も
みんながはるにいそがしい

地面にできるかげさえも
そわそわ・そわそわ
落ちつかない


ぼくはつかのま考える
ひざしがつくるかげのこと

お空の鳥がつくるかげ
雲がのはらにおとすかげ
木陰のやさしいすずしさや
気にとめられることもない
すべてにできるかげのこと

ぼくはつかのま考える
はるのひざしが生みだした
気にとめられることもない
くらいかげがあることを

すべてのかげにふりそそぐ
はるのひざしがあることを






水に浮かぶ花びら。(大阪)

2005.4.16

「ぼくはぼくを生きるために生きているのです」

なにかになるために生きているのではなく
ぼくはぼくを生きているだけです
ぼくはぼくを生きるために生きているのです

それ以上でもない
それ以下でもない
卑下するわけでもない
誇るわけでもない

でもそれは
大事にしたいこと
見失わないでいたいこと
ぼくが生きる根っこ






今年もまた桜が。

2005.4.9

「あめふりのうた」

あめにふられたときのため
あめふりのうたかいておこう

あめがふったらそらみあげ
からだのなかにしみこませ

あめがふったらそのゆくえ
めをそらさずにみまもって

あめはかわにうみそらに
ともにながれてゆきましょう

いつしかたどりついたなら
やさしいあめにへんかして


ふりそそぐ
あめもわるくないと


あめにふられたきみにあて
あめふりのうたかいておこう





雪の白谷雲水峡(屋久島)

2005.4.2

「かみさまの手紙」

かみさまからの手紙には
今のところ何も書かれていない
ましろな紙をためつすがめつ
いつしか浮かぶ
だからかみさま

それがきみの道だった
それがきみのやり方だった
それでよかった
それで正解

かみさまの手紙
いつか読む日まで