(写真をクリックすると大きなサイズでご覧になれます)

夜景(大阪)
2004.12.25

「いのちがあれば」

いのちがあれば生きてゆける
きみのいのちがあれば
川のいのちがあれば
海のいのちがあれば
山のいのちがあれば
空のいのちがあれば
ぼくのいのちがあれば

今荒野のあいつがねぐらに戻った


いのちがなければ生きてゆけない
きみのいのちがなければ
川のいのちがなければ
海のいのちがなければ
山のいのちがなければ
空のいのちがなければ
ぼくのいのちがなければ

今夜もまた荒野のあいつがねぐらに戻った






木のうろから・・・
2004.12.18

「なくてはならなかったこと」

きみを想って傷ついた
きみを想って悲しんだ
それはわたしの人生で
なくてはならなかったこと

きみを想って憤った
きみを想って苦しんだ
それもわたしの人生で
なくてはならなかったこと





楠川歩道は続く(屋久島)
2004.12.11

「傷ついたのは」

正論の刃で切り込んだ
きみが傷ついている

大事な人を傷つけた
きみが傷ついている

そっぽ向かれることはあっても
誰になぐさめられるはずもなく

なぜこんなことになってしまったのかと
あてどなくさまよいつづける





楠川歩道
2004.12.4

「ぼくらはいったいどこまで」

ぼくらはいったいどこまで歩けばいいの?
もうへとへと。足は棒になってる。
生き物であるぼくは、すり減るにつれ
終わらせたくなる。

すり減っているすり減っているはっきりと
すり減っている。

あたたかでゆたかでここちいいものは
いつも通り過ぎてゆくから、
すっかりあきらめてしまった。
いや、ほんとはあきらめてないかもしれないけど、
そう思わないとやってられなかったんだ