面白くて、しかもためになる!あかねずみさんの北海道旅行記。またたび日記、危うし!

道東日記4 

2002年1月3日(水) 〜ふっふっふ〜

今日も天気いいぞ。
同じ宿の人が、昨日クマゲラを見たという林道に行ってみることにした。
熱心なバーダーたちは、冬季も閉鎖されていない林道を、ひやひやしな
がら丹念に鳥を探して潜入しているのだ。何度か道に迷い、宿のご主人
Mさんに携帯で確認しながら、ポイントに到着。川ぺりに枯れ木がたくさん
あり、クマゲラの食痕もある!
車を邪魔にならない場所に停め、両側が見とおせる小さな橋の上で待つ。
ほどなく、木をつつく音が聞こえ、クマゲラか?!と、どきどきしながら探
す。しかし、オオアカゲラだった。クマゲラほどではないが、大柄なキツツキ
なので、豪快に木っ端をとばしている。冬枯れの景色に、赤が映えてきれ
い。川も、湖も完全に凍結している。
林道に沿って少し歩くと、湖のへりにおりられるところを見つけた。エゾシカ
の足跡もある。途中から、つるんつるんの氷になり、どんなに注意しても、
まともに歩けない。つるんっと転んでしまった。でも、ディパックがクッション
になり、まったく痛くなかった。望遠鏡も無事。
とーっても気分のよい場所だ。凍結した湖に雪が積もり、開けた真っ白な空
間。エゾアカマツの深緑。その前面に立ち枯れした木々。空は真っ青。
小鳥の声。ケアシノスリが2羽、木にとまったり、ホバリングしながらネズミを
探している。これはもっと北の国からの冬の使者だ。普通のノスリより白く、
金色の目をした、美しい鳥。
立ったまま、ティー・ブレイク。ふっふっふ・・・至福のとき。
クマゲラが見られなくても、気持ちのよい時間を過ごせたから満足、満足。
スリリングな林道を戻る途中、エゾシカがスターン、スターンとジャンプして
行った。大型の獣が群れで荒野に立ち尽くしていたり、どどどーっと駆けて
いく光景は、心躍らせる。
一度、根室市内に戻り、友人のために、グレーの公衆電話があると聞いた
サティへ。友人が電話する間、トイレに行ったら、ロシア語の張り紙があった。
根室は、北方領土が目の前に見え、ロシア人が買い物に来る街なのだ。
明るさの残るうちに、宿の近所、春国岱のネイチャーセンター周辺のトレイル
を散策。クマゲラの声だけ確認。小鳥類を見ながら、ぎゅっぎゅっと雪を踏み
しめ歩く。車に乗ってばかりなのでたまに歩きたい。
宿に戻り、薄暗くなっても餌台に来ている小鳥たちを眺める。
宿のお客さんは、半分、違う人に入れ替わっていた。
明日は、釧路空港午前10時半発の飛行機と言うと、道が凍結している場合
も考えて、夏よりもだいぶ余裕を見て出るようにといわれ、6時半には出発す
ることにした。

 余談・・・国道などは、路面が乾いていて、夏道のごとし。しかし、少しでも交通
量の少ないところや、日陰のところなどはアイスバーン。林道は雪で、わだち。
油断すると大変な目に遭う。

つつ゛く…

  

林道のクマゲラポイント                エゾシカ                          


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